2023年11月7日、スクウェア・エニックスは、2024年3月期 第2四半期(23年4月~23年9月)の連結決算を発表。
スクエニ2024年2Qまでの発売タイトル
●『FF16』
●『FFピクセルリマスター』シリーズ
●『DQチャンピオンズ』
●『インフィニティストラッシュ DQダイの大冒険』
●『FF7EC』
決算資料より
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は172,046百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は17,337百万円(前年同期比33.4%減)となりました。
また、為替相場が前期末と比較して円安となり為替差益が7,803百万円発生したことなどにより、経常利益は26,124百万円(前年同期比42.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16,623百万円(前年同期比57.9%減)となりました。○デジタルエンタテインメント事業
当第2四半期連結累計期間は、HD(High-Definition)ゲームにおいて、「FINAL FANTASY XVI」、「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」等を発売したことにより、前年同期比で増収となりました。
MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)は、前年同期比で減収となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、6月に「ドラゴンクエストチャンピオンズ」、9月に「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」のサービスを開始したものの、既存タイトルの弱含み等により、前年同期比で減収となりました。
当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は122,046百万円(前年同期比4.2%増)となり、営業利益は15,520百万円(前年同期比36.9%減)となりました。<省略>
なお、2024年3月期通期連結業績予想については、当期新作タイトルの下期における販売動向を見極める必要があることから、2023年5月12日に公表した内容から変更はありません。
2024年3月期 第2四半期決算短信
HDゲームはQ1と同様に『FF16』と『ピクセルリマスター』の発売により増収。
『FF14』『DQ10』のMMO部門、スマホ部門はともに減収となっている。
デジタルエンタテインメント事業のQ1においては『FF16』の開発費償却が含まれていたことが主要因で80%もの減益となっていたが、7月以降の販売分は全てリピート換算されたことで37%減益まで縮小した様子。結果、全体としては33%減益まで改善となった。
MMOとスマホの不調分がなければさらに改善していたものと思われる。
グラフからも営業利益の改善が読み取れる。
通期計画に対する進捗率
今回も据え置きとなった通期計画に対する進捗率は3割程度と非常に低い。
2024年3月期 第2四半期連結決算のお知らせ
売上高の進捗率は3600億円に対して47.8%
営業利益の進捗率は550億円に対して31.5%
下期の『DQM3』と『FF7リバース』で盛り返せるのか?
一言
しかも何気にスマホ部門は右肩下がりやん
一応年内で『FF16』の独占切れて3月までにPC版出せれば何とかなるのか?
DLCもいつ出すんやろな