Q. 海外の複数スタジオ売却、タイトルポートフォリオ再編成等を通じた選択と集中により、収益性改善といった効果はいつ頃から期待できるか? A. HD ゲームにおいては、パイプラインの精査を行っているが、成果が出るには相応の時間を要すると考えている。 一方で、スマートデバイスにおいては、HD ゲームに比べると開発期間も短いため、選択と集中による効果は、比較的早く出てくるのではないかと考えている。
Q. 社長に就任して、今後やり遂げたいことは何か? A. 収益性の改善を実現したい。当社の売上高営業利益率の改善余地が十分あると考えており、まずは HD ゲーム中心に取り組んでいきたい。 また、完全新規 IP への挑戦だけでなく、費用対効果も含めてAAAクラスに引き上げられる可能性のある既存 IP にメリハリのある投資を行うことにより、ポートフォリオの層を厚くしていきたい。 最後に、出版、アミューズメント、ライツ・プロパティ等事業といった継続収益基盤を今後も安定的に成長させることで、HD ゲームのボラティリティを抑制し、収益性改善を実現できる体制をグループ全体として構築していきたい。