2023年6月22日、同日発売となったPS5独占アクションRPG『FINAL FANTASY XVI (ファイナルファンタジー16 )』のメタスコアが公開された。
※メタスコア:世界中のメディアレビュースコアを加重平均した点数
結果は「88点」となっており、一般的に「傑作」と言われる点数である。
レビュー内容抜粋
100(最高点)
ファイナルファンタジーXVIは、喪失、悲しみ、復讐、そして希望の物語だ。
MMORPG.com
人間的で地に足がついた物語でありながら、ファイナルファンタジーをこれほどまでに偉大なものにしているエッセンスは健在だ。
ファイナルファンタジーXVIは傑作だ。
その素晴らしい脚本、音楽、世界観、そして素晴らしいキャストから、これまでのファイナルファンタジーシリーズの中で最も好きな作品になった。90
ファイナルファンタジー16は、高速で反射神経を刺激するアクション性の高い戦闘が特徴で、ファンが「ファイナルファンタジー」のゲームに期待するものとは確かに一線を画しているが、その優れたストーリー、キャラクター、世界観は、シリーズが提供する最高の作品と肩を並べるものであり、革新的な「アクティブ・タイム・ロア」機能は、長くてストーリーの重いゲームがいかにプレイヤーをその世界に没頭させ続けるかという新たな基準となるはずだ。
IGN90
ファイナルファンタジーXVIは、これまでとは違うものにしたいと考えた。
Gaming Nexus
ターン制戦闘の要素は一切なくなった。
しかし、ファイナルファンタジーの典型的な要素がすべて捨て去られたわけではない。
素晴らしい音楽、素晴らしいキャラクターたち、そしてこの上ないストーリー。
この新しいスタイルにはいくつか不都合がある。
思った以上にミニマップを見落としたり、10歩歩いたところでカットシーンが前後するのはよくあるイラつきだし、サイドクエストは後回しにされた感じだ。
しかし、それらは小さなイモの問題だ。
ファイナルファンタジーXVIは、初めてプレイする人にも、これまでの作品のオールドスクールなファンタジー設定が好きな人にも楽しめるゲームだ。
ファイナルファンタジーXVIは完璧ではないが、それに近い。https://www.metacritic.com/game/final-fantasy-xvi/60点(最低点)
スマートな戦闘システムは、個性的だが退屈な擬似中世ソープオペラの重圧の下で緊張しており、FF史上最も壮大なボスと最も退屈なサイドクエストがある。
Eurogamer
GOOD | BAD |
---|---|
◎素晴らしい戦闘システム ◎魅力的な世界観とストーリー ◎壮大な音楽 ◎革新的な「アクティブタイムロア」システム | ×頻繁に発生するカットシーン ×退屈なサブクエスト ×ミニマップなし |
FFシリーズのメタスコア
RPG形式の外伝作も含む近年の『FF』シリーズのメタスコアは以下の通り。
なお、2000年代まではレビュー数が少ないため、『FF12』以前のタイトルは2010年以降のリメイクもしくはリマスター版の点数を採用し、『FF11』を除くナンバリングは全て網羅されている。
『FF16』を上回っているのは、『FF7RI』及び『FF14』の拡張のみ。
前者はDLC込みの完全版、後者はMMO継続プレイヤーのレビューであるため数も少なくスコアは高くなりがちである。
なお、厳密には『FF9(PS版)』が過去最高の94点を獲得しているものの、当時はレビュー数が20件前後と少なく、大作は無条件で満点評価されるような時代であったため参考記録として捉えるべきだろう。実際リマスター版では76点まで下がってしまっている。
他に2000年代以前の参考記録ではあるものの、『FF6(GBA版)』92点、『FF7』92点、『FF8』90点、『FF10』92点、『FF12』92点と神ゲー評価を連発していたが、『FF9』と同様にリマスター版では点数が下がっている。
『FF』ナンバリングとしての責務と役割は果たせたのでは?
一言
まあ買うのはPC版やから独占期間終わったらなるはやで出してくれ